アカプルコといえば、死のダイビングショーである。支倉常長像を見たあと、飛鳥Ⅱと反対側にあるミラドール(展望台)で、豆粒のような飛鳥Ⅱを見て引き返し、飛鳥Ⅱの前を通り過ぎて、その先の山の裏手に向かう。道路が工事中で砂埃と渋滞がひどい。 ダイビングショーの会場に着くと、空を覆っていた雲が消えて、猛烈な暑さになった。パナマを越える蒸し暑さの中、5人が次々と海に跳び込むダイビングショーを見る。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員