午後4時のシャトルバスで飛鳥Ⅱに戻り、シャワーを浴びて服を着替える。私達が参加するツアー「ドブロヴニク サンセットディナー」の集合時間は5時20分。参加者は2台のバスで、旧市街のアドリア海が一望できるエクセルシオールホテルへ向かった。世界の有名人が宿泊した由緒あるホテルである。 バスで、「ドブロヴニクは中世の時から共和国で、世界で最初に奴隷を禁止し、その頃すでに現在の日本の健康保険のような制度があった」とガイドが語る。 タコのサラダ、ダルマチア風のスープ、いかのリゾット チェリートマトとヤギのチーズ添え、スズキのグリル 温野菜添え、パンナコッタ ミントソースとオレンジ添え、コーヒーまたは紅茶というメニュー。薄味で上品美味。 写真右手前で挨拶しているのが、ヴェルコ ホテルマネージャー。雲が出て、きれいな夕陽は見られなかったが、民族音楽を奏でる男性6人組のコーラスがうっとりするほど素晴らしかった。最高の夜を過ごした。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員