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フォトエッセイ

Cruise:2013世界一周クルーズ(245)

アクロマジック オン ステージ

緯度:N 38度 47分

経度:E 25度 11分

天気:晴れ

気温:22.0度

速度:13.4ノット


海域:地中海

寄港地:航海中

早朝2時にイスタンブールとの時差調整のため、時計を1時間すすませた。
飛鳥Ⅱはエーゲ海を航行中だが、霞がかかったような、はっきりしない天気である。船長の放送では、昨日からアフリカから強い南風が吹き続け、ブリッジの窓ガラスに細かい砂がべったり張り付いてしまったそうで、海にもやがかかっているのは、霞ではなく砂のせいなのだ。
午後2時に西村賀子氏の講演「ギリシア神話 ―オイディプスの話―」を聴き、夜6時からは「アクロマジック オン ステージ」を鑑賞。イタリア出身のサマンサとアーネストによる男女二人のアクロバットとマジックをミックスしたショー。ユーモアたっぷりのマジックと息をのむようなアクロバットに惹きこまれる。
ショーの後、海を見ると陸地が迫っていた。ダーダネルス海峡に入ったのだ。左舷側はヨーロッパ側のトルコ、右舷側にはアジア側のトルコの陸地が広がっている。7時半の夕食までダーダネルス海峡の光景に見入る。これまで通ってきたどの海峡よりも陸地が近く、迫力がある。

著者紹介

青木 勝

1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展
に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員

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