イスタンブール滞在2日目は、「ドルマバフチェ宮殿とハーレム」ツアーへ。ドルマバフチェ宮殿は、旧市街とは反対の方角にあり、海沿いに飛鳥Ⅱから歩いても行ける。 1843年に着工し、完成までに13年もかかった宮殿の正門は西洋風で、門から宮殿の正面入り口までの手入れの行き届いた美しい庭園(写真)も西洋風に洗練されている。噴水の奥が宮殿。 ドルマバフチェ宮殿は最近まで使用されていたので、内部は絢爛豪華である。男性ガイドが流暢な日本語で早口に説明したところによれば、14トンの金、40トンの銀が使われ、285の部屋と43のホールがある。 私達が最初に足を踏み入れたのは「歓迎の間」で、バカラのクリスタルでつくられたシャンデリアに目を奪われる。残念だが、宮殿の内部は撮影禁止。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員