飛鳥IIは初寄港となるコタキナバルに入港しました。港では民族衣装をまとった現地の方々が演奏と踊りで歓迎してくれます。 今回は「北ボルネオ鉄道と市内車窓観光」に同行させて頂きます。車窓からモスクを見学後、蒸気機関車に乗りこみます。今は観光用として使われているこの列車、元はイギリスから持ってきたそうですが、車体の刻印を見ると1975年に日本の企業が作ったとあります。とてもコンパクトでかわいい列車です。 機関車が走り出すと窓から入って来る風がとても気持ちよくて暑さを忘れさせてくれます。途中の駅で停車して機関車の前で写真を撮ったり中国のお寺を散策したりと、貸し切りならではの贅沢な列車の旅ができました。
著者紹介 朝比奈 雄太 1971年生まれ。静岡県出身。 高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。 出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。 撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。