フォトエッセイ

Cruise:2017年アジアパシフィックグランドクルーズ(38)

テラコッタ教室、素焼き彩色編

緯度:N 9度 22分

経度:E 137度 22分

天気:曇り

気温:33度

速度:13.8ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

きょうは東京藝術大学ART特別講座・テラコッタ教室にお邪魔しました。講師は大石雪野先生(写真上、左から2人目)。先生は初乗船ながらこの飛鳥IIともご縁があるそうで、お客様が船上で常々目にするアスカプラザや11デッキ船尾などにある彫刻の作者・北郷悟先生こそが、大石先生の恩師だと聞きました。
さて、前回の教室で形作ったものを大石先生が焼いてきて、きょうの作業は作品に息を吹き込む彩色です。水彩絵の具や墨汁、砥の粉などで色づけします。「砥の粉はテラコッタととても相性がいいんです。凹凸がはっきりするので、細かな指使いのニュアンスを表現できますよ」と大石先生。
作品はお地蔵さんや愛犬の頭像から創造的な抽象作品まで、皆さんそれぞれに個性的。「素焼きは植木鉢みたいに水をいっぱい吸いますから思い切り塗ってください」というアドバイスを聞くと、筆遣いもぐっと大胆に……。素敵な仕上がりに満ち足りたお客様の笑顔が、何より印象的な教室でした。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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