フォトエッセイ

Cruise:2017年アジアパシフィックグランドクルーズ(38)

コモドオオトカゲのいる森へ

緯度:S 8度 36分

経度:E 119度 30分

天気:曇り

気温:29.0度

速度:10.9ノット


海域:フローレス海

寄港地:コモド島

飛鳥IIはインドネシアのコモド島に到着し、今朝8時、美しい入り江に投錨しました。多くのお客様が参加したのは、世界自然遺産のコモド国立公園を散策する特典ツアー。筆者も午後の1時間コースにご一緒し、アジアとオーストラリアの植生が混じる鬱蒼とした森へと入ってゆきました。
レンジャーの先導で散策路を歩くと、ほどなくシプートと呼ばれる固有種の黄色いカタツムリや鹿に出くわし、また大きな椰子の一種グバン、タマリンドなどの植物も……。そしてひとしきり歩いた頃、森が少しだけ開けたところに、いました! 通称コモドドラゴン、コモドオオトカゲです。
成体で2m以上にもなる世界最大のトカゲ。その足は太く、顔も実に迫力がありました。名前こそトカゲだけれど大型の肉食動物なので、過度に近づいてはいけません。レンジャーの案内に従いながら皆さん小声で「いたいた」「すごい!大きい!」。貴重なドラゴンたちの姿に心奪われているようでした。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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