フォトエッセイ

Cruise:2017年アジアパシフィックグランドクルーズ(38)

はるか南洋での楽しみ

緯度:S 8度 51分

経度:E 115度 42分

天気:曇り

気温:29.0度

速度:13.3ノット


海域:フローレス海

寄港地:終日航海日

気づけば横浜出航以来15日、半月が過ぎました。昨夕にコモド島を発った飛鳥IIはきょう昼ごろからバリ島を左舷に望んでロンボク海峡を北上し(写真左下)、ジャワ海へと進みつつあります。日本から遠い南の海にいながらも、さすがは日本船、船内には慣れ親しんだ「日本」が常々存在します。
朝いちばんに覗いてみたのは、伊藤庸二先生の囲碁教室・初級(写真上)。この日は石を斜めに追いかける「シチョウ」と、そのシチョウでは取れない場合にひっかけるような打ち方をする「ゲタ」を習いました。さすがは定番人気の囲碁教室、ご覧の通りの満席で、みなさん熱心に聞き入っていました。
夕には柳家はん治師匠、柳家さん光さんの「あすか寄席」も開催。粋な江戸落語を存分に楽しむことができました。そしてディナーも和食……ではなくて、本日は何とゲストシェフ・加藤賢一シェフの中国料理。これがまたどのひと皿も上品で、実に美味。船旅って、本当に自由で素敵なものですね。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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