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フォトエッセイ

Cruise:2017年アジアパシフィックグランドクルーズ(38)

日差し目映いリゾートの島で

緯度:N 6度 15分

経度:E 99度 44分

天気:晴れ

気温:31度

速度:13.4ノット


海域:-

寄港地:ランカウイ

ここのところ朝焼け・夕焼けのきれいな日が多く、今朝も夜明け前の一瞬、鮮やかな橙色に染まる浮雲がまだ眠たい目をはっきりと覚ましてくれました。飛鳥IIは朝日とやや強めの風を正面から受けて、小さな島々が日本の松島のように連なるランカウイの桟橋に午前9時過ぎ、ゆっくりと着岸しました。
シャトルバスが着いた免税店の脇には広々としたチェナンビーチ(写真上)があって、飛鳥IIのお客様も思い思いに散策したり、写真を撮ったり、きれいな色の貝殻を拾ったり……。筆者もそんな浜辺でしばらくのんびり過ごし、お土産を買って、午後は「ランカウイ半日観光」のツアーに参加しました。
最初の見どころはイーグルスクエア。ラン(鷲)カウイ(赤茶色の岩)と島名に冠される通り、鷲はこの島の象徴です。見上げるほど大きな、海に向かって羽ばたく鷲の像は迫力満点。また、マハティール元首相に贈られた海外からの品々を展示する博物館、悲劇の王女マスリの墓など、興味深い展示が多くありました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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