郵船クルーズ株式会社/株式会社オーシャンホテルシステムズ

社員のキャリアパス

二子 久

二子 久

甲板部 二等航海士

■2008年10月 入社
■海洋学部航海工学科 卒業

大きくいえば船を動かすのが仕事ですが、それだけではないところが奥が深いと感じます。

飛鳥Ⅱで働こうと思った理由

高校卒業まで岩手県の小さな港町で育ち、家業が漁師ですので、5級海技士免許がとれる水産高校を選びました。高校の同級生は、ほとんどが内航海運会社などに就職しましたが、私は小学生のときに地元の港に入港した大きな客船を見にいったことがきっかけになって客船で働きたいと思いました。 ところが、高校の進路指導の先生には、それは難しいと暗に志望を変えることを示唆され、それなら将来はタンカーのような大きな船に乗って働きたいと思い、航海士を養成する大学に入りました。私の卒業年次に郵船クルーズの社員募集があり、採用されたのは幸運でした。

仕事内容

入社してしばらくは部員として操舵手として勤務し、現在は二等航海士をしています。操舵手と航海士、いちばんの違いは指示を受ける側から出す側に変わることです。 運航計画をみて針路、速度を決め、航海計画を立てて本船を運航するのが航海士の仕事ですが、食事やショーの時間は、多少スケジュールと異なる航路になったとしても、なるべく揺れないようにするといった、客船ならではの配慮をする必要があります。

二子 久

また、飛鳥IIは沿岸近くを航行することが多く、漁船や漁網などの存在に気を遣います。 入出港のときは船尾におり、船長から無線で指示を受けながら繋留ロープの送り出しや巻き締めの指揮をとっています。 また、船内新聞アスカデイリーに掲載される日出没時刻の計算もしています。操船だけでなく、パソコンに向かっての事務仕事も少なからずあります。

楽しかったこと・大変だったこと

いろいろな寄港地にいけるのは客船ならではで、同じ寄港地を往復するするだけのことが多い貨物船ではありえないことです。しかも、入社前には全然降りられないのだろうなと思っていましたが、実際は想像していたよりも寄港地で降りられることがうれしいです。上陸できたときは食事や、ちょっとした観光に時間を費やしています。大変なのは、覚えなければならないことが多いことです。大きくいえば船を動かすのが仕事ですが、それだけではないところが奥が深いと感じます。

船内OFFの過ごし方

当直があるので、連続しての休憩時間は短いのがこの仕事の宿命です。ですので、休憩時間はどうしても睡眠時間にあてることが多くなります。また、OFFとはいえないかもしれませんが、職場であるブリッジにいって勉強することもあります。

印象に残った寄港地

熊野大花火大会が行われる熊野沖です。ブリッジで仕事しながら見ることができた花火は、通常の打ち上げ花火の他に海上自爆あり、大仕掛花火ありと名前の通りの大迫力で、船が揺れるほどの大音響でした。とにかく、普通とは違う、一度は見ることをお勧めしたい花火大会です。

学生のみなさんへのアドバイス

外国人乗組員も多い客船で働くには、甲板部に限らず英語はMUST。客船だけではなくて、どんな外航船もクルーは外国人ばかりです。外国人乗組員との基本的なコミュニケーションは英語でとりますので、とにかく英語をおろそかにしないことが肝心です。

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