Person 08

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    ジュニアアシスタントクルーズディレクター(エンターテイメント)

    前野 佳苗

    Kanae Maeno

お客様の笑顔のために。
船旅を彩る、おもてなし。

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お客様の心に残る
エンターテイメントを。

エンターテイメント部門は、あらゆる催し物やアクティビティの企画・準備・運営を行う部署です。私は主に船内で行われるショーの司会、イベントやアクティビティの計画進行などを担当しています。寄港地での観光や船内でのお食事、各地の絶景など、クルーズの楽しみ方は無限です。ほとんどの方はエンターテイメントが無くても、それぞれの夢を叶えられるかもしれません。しかし私たちが提供するエンターテイメントが、船旅を彩る思い出の一つとなることを祈って、チームが一丸となり日々取り組んでいます。もちろん、船内でのイベントを目的にご乗船くださるお客様もいらっしゃるので、その期待を上回る時間を提供することが私たちの使命だと思っています。

ここにしかない感動を共有し、
心通わせる無二の体験。

船内以外でも、入出港の際に地元の方がイベン トを催してくださったり、お迎えやお見送りをしてくださることがあります。そこでは初対面の方同士で「いってらっしゃい」「いってきます」という言葉が交わされていて、たくさんの人と心が通じる感覚があります。私たちも飛鳥のデッキでセイルアウェイという出港パーティーを行い、ドリンクサービスとバンド演奏で華やかな船出を盛り上げます。飛鳥というスケールの大きな客船ならではの特別な空間、光景だと思います。毎夏行っている阿波踊り・高松花火クルーズでは、希望すればお客様も飛鳥連として実際に踊りに行くことができます。そこにエンターテイメントのスタッフも同行させていただき、船内で着付け・練習をしてから会場に向かうのですが、やはり見ているだけでは味わえない臨場感があって、私たちもとてもわくわくします。地元で何十年も踊られている方と一緒に演舞場で踊るなんて、中々できない体験だと思います。また、陸から遠く離れた沖で行う、星空観測イベントも忘れられません。空を遮るものが何もない海の真ん中で船の明かりを全て落とすと、視界全てが星空になる、圧巻の景色に出会えます。南半球まで行くと日本では見られない星も見えるので、また違う楽しみ方ができます。そういった自然の絶景もぜひ楽しんでいただきたいポイントです。

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クルー自身も楽しむことで、
お客様の夢を叶える

私は元々旅が好きで、学生時代もいろんな場所を訪れ、数々の素晴らしい景色に出会いました。しかし、やはり時間が経っても色褪せないのは、そこで出会った人の優しさや温かさです。就職先を探す中で飛鳥を知った時、旅特有の特別な出会いを提供できる仕事は他にないと思い、絶対に船で働きたいと決意しました。そんな風に私自身が出会いの喜びを知っているので、お客様同士も仲良くなっていただきたいという想いが強く、お一人でイベント参加を迷われてれる方などもどんどん巻き込んでいけるようにお声がけさせていただいています。飛鳥は、たくさんのお客様のそれぞれの夢を乗せています。求めているものは各々違いますが、そんなお客様1人ひとりの夢を叶えるために、私たちクルー自身も楽しんでいかないと、本当に心から楽しい時間は提供できないと思うのです。エンターテイメントチームで言えば、準備の段階からお客様の笑顔を思い浮かべて、チーム全員が協力し、楽しみながら最高の時間を作り上げていきます。飛鳥ならではの夢の時間を過ごしていただけるように、これからも特別なエンターテイメントを提供し続けたいです。