フォトエッセイ

Cruise:2014年世界一周クルーズ(112)

アイスランドの氷河

緯度:N 63度 45分

経度:W 16度 28分

天気:曇り

気温:5.5度

速度:14.2ノット


海域:北大西洋

寄港地:終日航海日

飛鳥IIは今朝早くアイスランド沿岸部に到達しました。キャプテンの計らいで午前中は速力を落として、ヴァトナ氷河を右舷側に眺めつつのクルージング。氷河はいくつもの支流となって海際に達していますが、よく見ると海まではぎりぎり届いていないと分かります。
デッキは風が刺すように冷たくて寒く、雪と氷に覆われた島国アイスランドが早くも身に沁みます。暗くて深い色合いをした海面には、時折、黒い背中から潮を噴くクジラも見えました。
晩のパームコートではどういう成り行きなのかノーベル化学賞・根岸英一さんの歌声がステージから響き、つのだ☆ひろさんが飛び入りでドラムを叩くというユニークかつ前代未聞の共演もありました。夜10時でもまだ外が明るい初夏のアイスランド近海で、飛鳥IIの船上でしか起こり得ない出来事がまたひとつ増えました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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