ワールドクルーズ、ついに完結 - 2014年世界一周クルーズ - 伝えたい感動がある　飛鳥クルーズ（世界一周クルーズ他）

神戸下船のお客さまを乗せた飛鳥IIは、昨夕からきょうにかけて、波の少ない太平洋を滑るように西へ進んできました。世界一周の仕上げにふさわしい穏やかな航海でした。午前中の「世界一周サンクスアワー」ではクルーズスタッフとお客さまでゲームをし、同じ船で旅した仲ゆえの温かい盛り上がりを見せていました。

神戸港への接岸は予定通りの午後2時。ブラスバンドの演奏が鳴り響くなか、7デッキには、久しぶりに顔を見るご家族やお友達に向かって歓声とともに手を振る、皆さんの姿がありました。

さて、112日＋1日の113日間、このフォトエッセイにお付き合い頂いた皆々様、快く撮影に応じてくださった船客の皆さま、クルーの方々、本当にありがとうございました。五大陸をめぐる飛鳥IIの「2014年世界一周クルーズ」は、ついに、ついにこれにて完結です！！

著者紹介

高橋　敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。