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Important Notices重要なお知らせ

国土交通省からの海上運送法に基づく行政指導に対する是正措置および再発防止にむけた取り組みについて

2026/1/19(月)

国土交通省より2025年12月16日付で受領した海上運送法に基づく行政指導に対し、当社は是正措置および再発防止策を策定し、本日1月19日、国土交通省へ提出したことを報告申し上げます。
関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。

当社の運航する客船「飛鳥Ⅲ」が2025年10月28日、門司港6号岸壁に着岸する際、岸壁に接触する事故が発生し、事故の状況および自らが講じた措置について速やかに海上保安官署等に連絡しなかったとして、国土交通省より海上運送法に基づく警告を受けました。

当社は本件を厳粛に受け止め、1. 安全管理規定に係る安全教育の実施、2. 事故を想定した訓練の実施、3. 安全意識の周知徹底、4. 事故再発防止に向けた措置を講じ、再発防止と安全な運航に努めてまいります。是正措置および再発防止策の詳細は、以下をご覧ください。

是正措置および再発防止策

1. 安全管理規程に係る安全教育の実施

当社の安全管理規程に則り、本船および社内関係者を対象とした安全教育を実施しました。特に、事故等発生時の初動対応については、安全管理規程に基づく初期動作が求められることを明確に位置付けました。そのうえで、教育資料を用いて「事故等の状況および講じた措置について、速やかに海上保安官署等へ連絡する」という法令・規程上の要求事項を最優先で判断・行動する考え方の周知徹底を図りました。これにより、事象の軽重に左右されることなく、法令に基づく初期動作を確実に実施するという認識を組織内に定着させ、統一された判断が行われるよう徹底しております。

2. 事故を想定した訓練の実施

本船の訓練において、事故発生を想定し、安全管理規程に基づく初動対応および報告手順について、船長をはじめとする指揮担当部署によるレビューを実施しました。併せて、操練中において、同規程に基づく関係機関への連絡・報告対応をシミュレーション形式で実施し、実務上の対応手順を確認いたしました。

3. 安全意識の周知徹底

上記1および2の取り組みの成果について、安全統括管理者より代表取締役社長へ報告を行いました。これを受け、社長自らのメッセージを添えた通知を全社員に発信。「安全管理規程」の遵守、ならびに「事故発生時の初動対応」の重要性について、あらためて組織全体で共通認識を深め、安全文化のさらなる醸成を図りました。

4. 事故再発防止に向けた措置

本事象が発生した門司港6号岸壁について、当社にてあらためて入港リスク評価を実施し、潮流等の外力条件を踏まえた必要な安全対策の検討を行っております。また、当時の潮流状況を再現した操船シミュレーター訓練を新たに設け、操船者を対象に計画・実施することで、類似事象そのものの再発防止に努めてまいります。



関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
今後、当社が運航する全船舶において、安全確保とコンプライアンスの徹底を最優先事項とし、皆様からの信頼を一日も早く取り戻せるよう、全社一丸となって邁進してまいる所存です。


2026年1月19日
郵船クルーズ株式会社
代表取締役社長
西島 裕司