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飛鳥Ⅱ

2024/6/6(木)

クルーズライフと食の楽しみ

  • 緯度:N 29度 39分
  • 経度:W 75度 26分
  • 天気:晴れ
  • 気温:26.2 度
  • 速力:17.6 ノット
  • 海域:大西洋
  • 寄港地:終日航海日

世界一周の100日間、たとえ地球の反対側でも普段と変わらぬ上質な料理が味わえるのが「飛鳥Ⅱ」の大きな魅力です。特に和食は冷凍技術の進歩やいわゆる「先乗り」、寄港地に先回りして食材の手配を見守るスタッフらの努力もあって、特に魚介類の新鮮さなどはお客様の間で好評です。「美味しいよなあ」という声を本当によく耳にします。

そんな食材調達を改めて実感できるイベントのひとつが、きょう夕方にアスカプラザで行われた「マグロ解体ショー」(写真上)。先日のニューヨークで仕入れた63kgのタイセイヨウクロマグロをお客様の目前で、楽しいトークを交えながら手際よく捌いてくれました。少し寝かせたほうが美味しくなるそうで、テーブルにのぼるのは少し先です。

きょうも催しいっぱいで、増田恭子先生による「『神様の食べ物』チョコレートとカカオの魅力」の講演もありました(同右下)。カカオを剥くところからチョコレートを作ったり、ワインとのペアリングを楽しんだりする教室を後日開催するそうです。ほかにも夜のUSAディスコタイム(同左下)、12デッキで星を眺める星空散歩も実に楽しいイベントでした。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。