photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2024/6/9(日)

社交ダンス教室とデッキディナー

  • 緯度:N 17度 4分
  • 経度:W 75度 37分
  • 天気:曇り
  • 気温:30.0度
  • 速力:15.0 ノット
  • 海域:カリブ海
  • 寄港地:終日航海日

「飛鳥Ⅱ」は夜のうちにキューバの東を回り込み、今朝の時点でジャマイカとハイチの間のジャマイカ海峡を南へ航行しています。きょうで横浜出港66日目。100日間の3分の2が過ぎたことになります。横浜出港からずっと、終日航海日には欠かさずあるロングランの教室が、寺澤環樹・めぐみ先生による社交ダンス教室です。

午前に初級、午後に中・上級の教室があり、午前の初級教室にお邪魔してみました(写真上、左下)。ワルツのホイスク、シャッセ、ナチュラルスピンターンを練習する回で、4グループに分かれる大盛況。めぐみ先生のアドバイスは楽しく分かりやすく、時には「いつのまにか創作ダンスになってる人がいますよ」などと笑いを誘います。

クルーズとダンスが切っても切れない関係なのはご存知の通りです。また、今宵のカリビアンデッキディナー(同右下)のような場合にも、美味しい食事やユニークな出し物のあとには決まって皆で踊ります。そこで頼りになるのが社交ダンス教室のお客様。楽しく踊る皆さんは、船内生活の盛り上げ役でもあるのです。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。