飛鳥Ⅱ
2025/2/5(水)
植竹隆政ゲストシェフのイタリアンディナー
- 緯度:S 38度 19分
- 経度:E 149度 11分
- 天気:曇り
- 気温:20.0 度
- 速力:16.2 ノット
- 海域:太平洋
- 寄港地:終日航海日

シドニー出港から一夜明け、明日にはメルボルン入港と心忙しい終日航海日となった本日。日中の最高気温も22度の予報で、夏らしい陽気も一段落といったところでしょうか。午後には6デッキ前方の通路で写真の張り出し販売も開催。早くも前日の節分イベントの分まで掲示されていたこともあり、お客様はみな足を止めて写真を吟味していました。
お気に入りとなったパームコートのティータイムでは、桜葉の紅茶や柚子の緑茶などのフレーバーティーが登場。その直前に出向いたクラブ2100の「歌声広場」は、なぜかアスカオーケストラの姿がステージ上にありました。ずいぶんと本格的だと思っていたら、どうやらポーランド民謡の『森へ行きましょう』を歌うことから同国出身の彼らにオファーをしたようです。
そして待ちわびたインフォーマルディナーは、日本における自然派イタリアンの第一人者であり、リストランテ・カノビアーノのオーナーを務める植竹隆政ゲストシェフが手掛けました。素材の本質を引き出した滋味深い味わいで、ひと皿運ばれるごとに自然と食欲を掻き立てる巧みな構成。シェフによる料理解説も助けとなって存分に堪能することができました。



著者紹介/永島 岳志
1980年、埼玉県生まれ。石川県金沢市在住。
システム会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。その後、ユーラシア〜アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。2014年からはフリーランスとして編集業とともにカメラマンとしても活動する。
2018・2019年に「飛鳥Ⅱ」の海外クルーズにてフォトエッセイ&写真教室を担当。