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    3月2日に試運転に向け、造船所を離れエムス川航行

NEWSお知らせ

2025年7月20日就航 新造客船「飛鳥Ⅲ」
3月2日に試運転に向け、造船所を離れエムス川航行

2025/2/28(金)

ニュースリリース

飛鳥Ⅲ

このたび、2025年7月20日に就航する「飛鳥Ⅲ」が、2025年3月2日(現地時間)ドイツ・パペンブルグからエムス川を航行することを発表します。

「飛鳥Ⅲ」

「飛鳥Ⅲ」は、3月2日早朝(現地時間)、ドイツ・パペンブルグのマイヤー ベルフトを離れエムス川河口に向け約32キロメートルの航行を開始します。エムス川の航行は、3月2日午前5時30分にドックロック通過から始まり、同日オランダのエームスハーヴェン港へ到着する予定です。

「飛鳥Ⅲ」は、2隻のタグボートに牽引され、エムス川を後ろ向きに航行しながら、試運転開始までの停泊地であるエームスハーヴェンに向かいます。この方式をとることで効果的かつ高度な操縦性を確保することが可能です。

操船は、長年に亘りエムス川航行の操船を担い、最新の技術を用いてエムス川通過のリアルなシミュレーション訓練を行っているパイロット(水先案内人)チームが担当します。

また、エムス川を通航する際は、他の航行に影響を与えないよう現地ニーダーザクセン州の水位・水質管理およびニーダーザクセン州自然保護機関の支援を受け、出来るだけ短時間での航行を行うよう配慮します。

<エムス川航行のスケジュール>

2025年3月2日(日)
05:30 – ドックロック通過(パペンブルグ)
09:00 – フリーゼンブリュッケ橋通過(ヴェーナー)
10:40 – ヤン・ベルガウス橋通過(レーア)
11:50 – エムス ペアヴェルク到着
14:30 – エムス ペアヴェルク通過
16:30 – エムデン通過
同日エームスハーヴェン着

いずれも現地時間、目安となります。

天候や水位等の諸条件によりスケジュールに変更が生じる可能性があります。


「飛鳥Ⅲ」はこの後、北海で試運転を実施し、ドイツのエムデンに向かう予定です。エムデンで最終的な装備点検が完了した後、造船所から引き渡しを受け、日本に回航します。

「飛鳥Ⅲ」 概要

飛鳥クルーズの3番目の船となる「飛鳥Ⅲ」は、「つなぐ、ちから。」をコンセプトに、飛鳥クルーズが日本において培ってきたクルーズ文化、和のおもてなしを継承しながらも、多彩なダイニング、エンターテイメントやウェルネスなど心身を満たすプログラムを備え、より自由に、より豊かに、新たな時代のクルーズの価値を創造します。また日本が誇る著名なアーティストによる美術品、 工芸作品の数々を船内至る所に展示した空間演出が楽しめることも特長です。加えて、LNGを含む3種類の燃料に対応するエンジンならびに陸上電力受電装置を採用した環境に配慮したクルーズ客船です。

船舶概要

船籍 日本
船籍港(母港) 横浜港
総トン数 52,200GT
全長 230m
全幅 29.8m
喫水 6.7m
乗客数 744名
乗組員数 約470名
客室数 385室(全室海側バルコニー付き)

2025年2月現在

「飛鳥Ⅲ」就航までのスケジュール

2025年春に竣工、ドイツから日本へ回航
2025年7月20日就航


「飛鳥Ⅲ」の最新情報は、A-TIMESとしてホームページ上で公開しています。
https://asukaluxury.asukacruise.co.jp/