photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2024/4/13(土)

予報に反して快晴の「獅子の都」

  • 緯度:N 1度 16分
  • 経度:E 103度 49分
  • 天気:晴れ
  • 気温:31.0度
  • 速力:16.7ノット
  • 海域:-
  • 寄港地:シンガポール

日本を発って7日目、「飛鳥Ⅱ」はタンカーや貨物船のシルエットが浮かぶ朝焼けの海を抜けて「獅子の都」を意味するシンガポールの港に到着しました。雨予報に反して天気はピカピカの晴れ。まるで皆さんの到着を歓迎しているかのようです。今回は3つあるシンガポールのクルーズ港の中でも特に景観のいいロープウェイ直下の接岸で、気分も思わず高まります。

上陸が可能になった朝10時、さっそく個人行動でロープウェイを目指しました。向かいのセントーサ島へは片道10分。眼下に見えたのはご覧の通りの絶景です。島にも見どころはあるものの優美な船体をカメラに収めて満足し、午後は船が実施する寄港地観光ツアー「シンガポール半日観光(午後)」でたくさんのお客様とご一緒しました。

定番のマーライオン(写真右下)やマリーナ・ベイ・サンズの眺めを楽しみ、歴史あるラッフルズ・ホテル(同左下)に行ってお買い物や名物ドアマンとの記念撮影。さらには蘭の栽培で名高いシンガポール唯一の世界遺産でもあるシンガポール植物園の中の国立蘭園も見学。常夏の都会と緑のオアシスの両方を存分に堪能した1日でした。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。