飛鳥Ⅱ
2024/5/21(火)
2024年世界一周クルーズ(100)
ハンブルクとリューベック
- 緯度:N 53度 33分
- 経度:E 9度 56分
- 天気:晴れ
- 気温:21.0 度
- 速力:11.4 ノット
- 海域:-
- 寄港地:ハンブルク

きょうの寄港地ドイツのハンブルクは内陸の川辺の港。「飛鳥Ⅱ」は午前0時に水先人を乗せてから夜通しエルベ川を遡ってきました。朝焼けの頃には鳥がさえずり始め、両岸に森や住宅街、工場の景色が続き、下りの船と間近ですれ違い……と、これまでとはずいぶん異なるリバークルーズの眺めを楽しんで、7時少し前にクルーズセンター アルトナに接岸しました。
筆者がこの日ご一緒したツアーは「ハンブルクとリューベック(昼食付)」。ハンブルクでは運河沿いに連なる煉瓦造りの倉庫群・シュパイヒャーシュタットなどを見学、昼前には中世都市同盟の盟主であり「ハンザの女王」とも称されたリューベックに移動しました。食事は1535年築で昔も今も船主組合が所有するという、古風な建物のレストランで(写真上)。
その後は13〜16世紀にかけて増築を繰り返した立派な市庁舎を見たり、目抜き通りで散策やお買い物を楽しんだり。旅の仕上げは街の守りのシンボルともいうべきホルステン門(同右下)。2つの円筒が連なる門の威容に圧倒されていると、きょうのツアーの真っ赤なバスがちょうど到着。すっかり我が家になった「飛鳥Ⅱ」への帰途につきました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。