photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2024/5/13(月)

リスボンの名所めぐりと街歩き

  • 緯度:N 38度 42分
  • 経度:W 9度 10分
  • 天気:晴れ
  • 気温:20.0 度
  • 速力:16.1 ノット
  • 海域:-
  • 寄港地:リスボン

2日目のリスボンでは寄港地観光ツアーに出かけた方も多いと思います。遠くはシントラの町やユーラシア最西端のロカ岬も人気です。今回の筆者は市内の名所をめぐる「リスボン半日観光(午前)」にご一緒しました。入港時に船から見たベレンの塔や発見のモニュメント、その背後にあるジェロニモス修道院(写真上)の美観を間近に眺めました。

そしてこの半日観光のハイライトは19世紀初頭に王宮として建てられたアジュダ宮殿の内部見学。建物はネオ・クラシック様式で、豪華絢爛とはまさにこのこと。たくさんの部屋があっただけに写真選びも迷いますが、ここでは1枚、およそ2世紀にわたって国家の最も重要な部屋として機能したという玉座の間(同右下)を載せてみます。

午後は「飛鳥Ⅱ」のお客様のための連絡バスで市内中心部を散策。たくさん歩いてたくさん写真を写し、何人ものお客様に通りすがりにお会いして「素敵なものはありましたか?」と情報交換。そもそも「飛鳥Ⅱ」の停泊場所から望むだけでも写真左下の景色ですから、街のどこを歩いても、素敵な思い出を作れたに違いありません。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。