飛鳥Ⅱ
2024/6/10(月)
2024年世界一周クルーズ(100)
チョコレートをカカオ豆から作る
- 緯度:N 12度 19分
- 経度:W 78度 24分
- 天気:曇り
- 気温:28.8 度
- 速力:14.8 ノット
- 海域:カリブ海
- 寄港地:終日航海日

きょうも朝から催しや教室が多数あり、9時からは神谷敏充副船長が明日のパナマ運河通航について解説する「パナマ運河よもやま話」、10時からは高畠伸吾先生・門真帆先生の「楽譜音符記号の読み方教室」、午後1時にはバンドネオン奏者・平田耕治さんのショーで華麗な踊りを披露するマティアス&カミラのふたりによるタンゴ教室もありました。
本当に日々盛りだくさんですが、今回ご紹介したいのは「カカオ豆から作るクラフトチョコレート体験」(写真上、左下)。昨日・きょうと11デッキのリドカフェで開催。先生はcocomas chocolate代表の増田恭子さん。カカオ豆の皮を剥いてミキサーで粉砕、少量の砂糖を足して作ります。豆から出る油分だけでとろっとしてくるのにも驚きます。
とはいえ大変なのは皮剥きで、1枚の板チョコにいかに手間がかかるかを実感します。ペルー、コスタリカ、フィリピンと、産地の異なるシングルオリジンのカカオ豆は味の個性も際立ち、その美味しさはひとしおでした。きょうも晩のコンサート「ドス・オリエンタレス、二人の東方人」(同右下)まで、存分にクルーズライフを楽しめました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。