飛鳥Ⅱ
2024/6/19(水)
2024年世界一周クルーズ(100)
船上で楽しむラム酒クラス
- 緯度:N 20度 53分
- 経度:W 107度 15分
- 天気:晴れ
- 気温:24.0 度
- 速力:16.5 ノット
- 海域:太平洋
- 寄港地:終日航海日

「飛鳥Ⅱ」はきょうも順調に北上を続けていて、朝の時点でメキシコのマサトラン沖約310km。いよいよ北米エリアへと進んでいます。各大陸・各エリアを次々と巡っていくのも世界一周クルーズならではです。そんなことを思わせる一風変わった教室が、きょう、6デッキのクラブスターズで開催された「ラム酒クラス」です(写真上、左下)。
教えてくれたのは「飛鳥Ⅱ」のヘッドウェイター・梅原淳史さん。テーマはここまでの航路・カリブ海の島々の名産でもあるダークラム。梅原さん自らナッソーで仕入れたというジョン・ワトリングのほか、バカルディ8、ロン・センテナリオ12の3種をテイスティング。さらにはおまけでニカラグアの12年もの、フロール・デ・カーニャも。
丁寧にまとめられたレジュメが配られ、お客様はダークラムの飲み比べをしながら、蒸留酒全体の歴史とラムの位置づけを楽しく学ぶことができたようです。ゲストエンターテイナーや教室講師のみならず、クルーの中にも各分野の専門家が揃っているという、客船だからこそのユニーク&ディープな催しだったと言えるでしょう。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。