photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2025/4/24(木)

喜望峰とケープペンギン

  • 緯度:S 33度 55分
  • 経度:E 18度 26分
  • 天気:晴れ
  • 気温:20.0 度
  • 速力:17.0 ノット
  • 海域:-
  • 寄港地:ケープタウン

「飛鳥Ⅱ」は定刻通りの今朝7時、夜明けの南アフリカ・ケープタウンに着きました。きょうの日の出は7時15分。ちょうど接岸した頃にあたりが鮮やかな朝焼けに染まり、目の前にそびえるテーブルマウンテンとビル群を照らし出しました。アフリカ大陸到達にふさわしい、すっきり晴れた素敵な1日の始まりです。

さて、きょうの筆者は寄港地観光ツアーの中でも人気の「喜望峰とケープペンギン1日観光(昼食付)」にお客様と一緒に参加しました。街を出るとバスはほどなく海岸沿いを走り始め、断崖の中腹をくねるようにゆく絶景のドライブウェイに入りました。1時間半のドライブで着いたところがボルダーズビーチ。愛らしいケープペンギンで有名な浜辺です。

木道を歩いてビーチに出るとたくさんのペンギンがいて、「ベイビーブルー」と呼ばれるふわふわの産毛に包まれた子ペンギンも見られました。バスはその後さらに岬の果てへと進んで喜望峰へ。荒々しい岩山の景観と、南極から冷たい海水がやってくる大西洋をバックに記念写真を写し、近くのケープポイント展望台では岬と灯台が織りなす景色を堪能しました。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。