飛鳥Ⅱ
2025/4/28(月)
2025年世界一周クルーズ(32)
双胴船で海洋生物に会いに行く
- 緯度:S 22度 57分
- 経度:E 14度 29分
- 天気:晴れ
- 気温:25.5 度
- 速力:14.9 ノット
- 海域:-
- 寄港地:ウォルビスベイ

きょうの「飛鳥Ⅱ」はアフリカ2カ国目の寄港地、ナミビアのウォルビスベイに接岸しています。広大なナミブ砂漠が海に消えるところの小さな港で、アクティビティは「砂漠」か「海」。定番ツアーはデューン7という砂丘体験で、多くのお客様がご参加なさいました。筆者はというと、実は前回寄港の2014年に砂丘に行ったので、今回は敢えて「海」をセレクト。
参加したのは「カタマランクルーズ体験(軽食付)」。曰く、優雅なカタマランクルーザー(双胴船)で湾内を巡りながら海洋生物に出会う旅……。もしかすると「『飛鳥II』でこれだけ海を旅してきたのに、寄港地観光もまた海?」と思われるかもしれません。が、このツアーが大正解。当初の期待の何倍も面白かったと言っていい、大満足のショートトリップでした。
近くまで来るとは聞いていたけど、ペリカンに至っては双胴船に乗り込んできてお客様の目の前に! 他にも砂州のコロニーにいる無数のオットセイ、地元の人にも珍しいマンボウ、豪快に潮を吹いたり尻尾を上げて潜ったりする大きなザトウクジラにも出会いました。たくさんの生き物を見たあとは、お酒片手にカナッペなどの軽食をつまみ、笑顔いっぱいで港へと戻りました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。