めったに入ることができないブリッジがオープンすると聞き、喜んで参加しました。ブリッジに入ると、増山船長が迎えてくれます。おぉダンディ。 部屋を見回すと、いろいろな計器がずらっと並んでいます。これは、どこかで見た風景。そう、海や船の映画によく出てくる操舵室です。そんな部屋に入れるなんて感激。かっこいいけれど、何がなにやらわからない……。と思っていると、副船長の小久江氏が自動車の運転に例えてわかりやすく説明してくれました。 舵はハンドルで、とても優秀なカーナビがついている、といった感じのようです。最先端の機器ばかりの部屋ですが、神様が奉ってありました。この神様は金比羅様。船に奉る事が多い神様だそうです。さらに、可愛い「てるてるぼうず」を発見!航海士の佐藤氏が作ったものだとか。船長曰く「運転は私たちにできても、天気はやはり神様が決めることですから」ということでした。 今日は雨なので、少し海が荒れています。日本でも「てるてるぼうず」を作って、飛鳥IIの進む方向が晴れるように祈って下さい!
著者紹介 朝比奈 雄太 1971年生まれ。静岡県出身。 高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。 出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。 撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。