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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

スプリット

緯度:N 43度 30分

経度:E 16度 26分

天気:晴れ

気温:26.5度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:スプリット

飛鳥Ⅱは予定通り朝7時にスプリット沖で投錨を行いました。
この町の起源は、ローマ帝国が滅亡した際、避難してきた異民族が宮殿の上に住宅を建てたことから始まります。その結果、古代と中世の建物が混在するという、特異な街並みが形成されていくこととなりました。
現在スプリット旧市街はユネスコの世界遺産に登録されていますが、同じ世界遺産のドブロヴニクとは違い、ここでは人々の営みが強く感じられます。船員の時に日本へ行ったことがあると言う老人、採取した野生のアスパラガスを味見させてくれた女性、カフェで遊んでいた子供達など、心優しい人々との出会いも印象的でした。
夜はギャラクシーラウンジでクラシックコンサートです。今回はヴァイオリンにペーター・ヴェヒター氏、チェロにヨナーシュ・クレイチー氏、そしてピアノに後藤泉さんというメンバーで、ウィーンの名曲の数々を披露していただき、大変優雅なひとときを過ごすことが出来ました。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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