photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2025/6/3(火)

ブルックリン橋の夜景

  • 緯度:N 40度 46分
  • 経度:W 74度 0分
  • 天気:晴れ
  • 気温:23.0 度
  • 速力:12.4
  • 海域:-
  • 寄港地:ニューヨーク

ボストンから中1日、「飛鳥Ⅱ」の次なる寄港地はニューヨーク。午前5時半には自由の女神が見えてきて、そのままハドソン川を遡ります。岸辺から櫛の歯のようにいくつものびる桟橋のうちのピア90に、定刻通り午前8時に接岸。流速が早くて操船が難しいことでも知られる港ですが、各クルーの連携やタグボートの助力などのお陰でしょう、するすると桟橋の間に入って着岸したのが印象的でした。

さて、ニューヨークは楽しみ方も無限な大都会。しかもオーバーナイトの2日間の停泊です。何をしようか本当に迷います。きょうの筆者は日中に主だった名所、つまり電光式の看板がひしめくタイムズスクエアやセントラルパーク、高級店がひしめく5番街などを歩き、夜は寄港地観光ツアー「マンハッタン・ナイトツアー(夕食付)」にお客様とご一緒することにしました。

ナイトツアーというだけに、出発は夕方。まずは市内のお洒落なレストランでイタリアンのディナーを味わい、ロックフェラーセンター70階の展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」から街を一望。その後は対岸からブルックリン橋とマンハッタンの夜景を見るべく、バスで橋を渡りました。そびえるビルに色とりどりの明かり、橋を縁取る光の列……。見事な夜景に思わず息を呑みました。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。