photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2025/6/7(土)

クルーズ船が集う島

  • 緯度:N 25度 5分
  • 経度:W 77度 21分
  • 天気:晴れ
  • 気温:27.0 度
  • 速力:16.1
  • 海域:-
  • 寄港地:ナッソー

カリブ海を南下してきた「飛鳥Ⅱ」は今朝7時に水先人を招き入れ、クルーズ船が集結するリゾートアイランドとして名高いバハマのナッソーに接岸しました。後にも続々と船がやってきて、合計6隻が一堂に会する、それはそれは壮観な入港シーンとなりました。居並ぶ大型船を横目に桟橋を歩き、きょうは島を自由散策。ターミナルのすぐ前に町が広がる、歩きやすい観光地です。

岩盤に囲まれた谷間をのぼる階段「クイーンズステアケース」を見たあとは、丘の上から「飛鳥Ⅱ」を撮影。その後は町に戻って海の見えるレストランで名物・コンク貝のフリッターとビールで乾杯。ストローマーケットなどの土産店を経由して、そのまま町外れのローカルビーチまで。徒歩約20分で、背後に客船がずらりと並ぶ絶景ビーチにたどり着きます。

この日は町でパレードもあるとのことでした。とはいえ「地元の方が自ら楽しむお祭りであり、ラテンの国の通例で予定時間も当てになりません」。そんなアナウンスの通り、あれ? 結局お祭りはあったの? と思った頃に、大音量の音楽とともに派手な衣装の一団が……。カメラを持つ筆者と目が合ってポーズを取ってくれたダンサーたちをパチリと1枚。陽気で楽しい、南の島の滞在でした。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。