飛鳥Ⅱ
2026/1/20(火)
台湾逗留、深夜の抜錨
- 緯度:N 25度 08分
- 経度:E 121度 45分
- 天気:雨
- 気温:15.0 度
- 速力:14.5
- 海域:-
- 寄港地:基隆

さっそくのオーバーナイトステイから始まった基隆でしたが、皆様はどのように滞在を楽しまれたでしょうか?筆者はせっかくの機会だからと送迎バスを利用して台北を訪問。高さ508mの超高層ビル・台北101のお膝元に到着した頃には昨日から降り続いていた雨も上がり、カメラ片手に徒歩圏内の見どころを巡ることにしました。
台北に降り立った最初の印象は「落ち着いた都市だな」というもの。首都としての賑わいは確かにあるのですが、喧騒というほどの雑然さもなく、まるで物腰柔らかな国民性が街の空気感にもあらわれているようでした。おなじみの日系企業のテナントも商業施設で数多く見かけ、親日という言葉でくくることができないほど日本のコンテンツが台湾の日常に浸透していることを実感しました。
高波の予報があり、出港時刻の変更がありました。夕食やショーの時間帯の船体動揺を避けるための配慮ということで、お客様も落ち着いた様子で夜を過ごされているようでした。そして深夜0時、重い腰を上げるようにエンジン音が静かに鳴り響き、「飛鳥Ⅱ」は漆黒の海原に向けてようやく動き出すのでした。



著者紹介/永島 岳志
1980年、埼玉県生まれ。石川県金沢市在住。
システム会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。その後、ユーラシア〜アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。2014年からはフリーランスとして編集業とともにカメラマンとしても活動する。
2018・2019・2025年に「飛鳥Ⅱ」の海外クルーズにてフォトエッセイ&写真教室を担当。