飛鳥Ⅱ
2026/2/10(火)
2026年アジアグランドクルーズ(36)
洋上に薫るチャイニーズ・カルチャー
- 緯度:N 19度 02分
- 経度:E 108度 04分
- 天気:晴れ
- 気温:24.5 度
- 速力:6.4
- 海域:ベトナム東部沖
- 寄港地:終日航海日

ハロン湾を出た「飛鳥Ⅱ」は、トンキン湾を南下し、海南島を回り込んでいよいよ最後の寄港地となる香港を目指します。来たる香港に向け、船内では中華ムードを高めるイベントが相次ぎ開催。チャイナ服姿の乗組員が出迎えてくれたのは、おなじみパームコート。3種の中国茶に加え、お茶請けにはドリアン風味の月餅まで登場し、一足先に香港風情を満喫しました。
第二夜となったウェイウェイ・ウー氏の二胡コンサートとともに注目を集めたのが、新潮芸術プロジェクトの中国雑技パフォーマンス。「せっかく吹き抜けのアスカプラザで披露するので」と、揺れる状況をものもせず、ひとりの肩の上にもう一人が乗り、さらに中国コマを操るという超高難度の技に挑戦。見事成功すると割れんばかりの拍手喝采に包まれました。
興奮も冷めやらぬなか、一日のトリを飾るのは、新山重治ゲストシェフによる中国料理の特別ディナー。滋味深い「福建の名菜 コラーゲンたっぷりぶっ飛びスープ」に、シェフの代名詞「フカヒレの上海風姿煮込み」、そしてヌーヴェルシノワを象徴する「海鮮のカルタファタ包み」と、伝統と革新が共存するコースに舌鼓を打ち、五感で中華文化を堪能しました。



著者紹介/永島 岳志
1980年、埼玉県生まれ。石川県金沢市在住。
システム会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。その後、ユーラシア〜アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。2014年からはフリーランスとして編集業とともにカメラマンとしても活動する。
2018・2019・2025年に「飛鳥Ⅱ」の海外クルーズにてフォトエッセイ&写真教室を担当。