photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2024/4/28(日)

喜望峰で美味しいランチと絶景を

  • 緯度:S 33度 55分
  • 経度:E 18度 26分
  • 天気:曇り
  • 気温:18.0 度
  • 速力:17.3 ノット
  • 海域:-
  • 寄港地:ケープタウン

まだ夜明け前の今朝早く、「飛鳥Ⅱ」は南アフリカのケープタウンに入港しました。朝日が上ると、街のビル群と背後に聳える岩山のテーブルマウンテンを一瞬鮮やかな橙色に染め、その後はやがて青空に。きょうの筆者は寄港地観光ツアー「喜望峰1日観光(昼食付)」にご一緒しました。バスで2時間ほどかけて喜望峰を目指すツアーです。

港周辺は次第に雲に包まれたものの、喜望峰への道中は快晴。有料道路を通る旅は絶景続きで、アフリカらしい橙色の岩場が織りなす懸崖や眼下の白砂のビーチなど、飽きることない車窓観光になりました。着いた先のケープポイント展望台では、まずはレストランでのコースランチ。ロブスターが美味しくて、皆さん満足なさったご様子です。

展望台は食後のいい運動でもありました。頂上の灯台までは上り坂を歩いて約15分。途中途中に絶景の休憩スポットがあり、「飛鳥Ⅱ」のお客様は無論、世界中からの観光客の皆さんが写真を撮ったり景色を眺めたり(写真上)。見下ろす先の海に突き出る喜望峰へもバスで行き、賑わう看板の前で思い思いのポーズで記念撮影を楽しみました。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。
2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。