photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

日付変更線を通過して

  • 緯度:N 25度 07分
  • 経度:W 179度 30分
  • 天気:晴れ
  • 気温:26.0 度
  • 速力:17.9
  • 海域:太平洋
  • 寄港地:終日航海日

日本へ向けて順調な航海を続ける「飛鳥Ⅱ」。ホノルルを出てからも海上の天気は良好で、朝食などは特に、リドカフェの船尾側にある屋外デッキで潮風を感じながら味わうのがここ数日の日課です。そしてきょう午後1時には日付変更線を越え東半球へ。……のはずが、そのタイミングで少しの間だけ「飛鳥Ⅱ」は真北へ変針。右舷側が西半球、左舷側が東半球という、ちょっとした遊び心です。

その後は再び針路を西北西に取りました。ちょうど日没と前後するあたりの時間帯がディナーとショー。久しぶりのインフォーマルで着飾る中、料理は名店「賛否両論」でお馴染みの笠原将弘ゲストシェフによる日本料理。鴨ロースやたこやわらか煮などの前菜、牛蒡おかき揚げなどの揚物、海老枝豆しんじょう、すずきのふりかけ焼き等々と、個性的かつ多彩な料理を味わいました。

ショーはカプリーナのおふたりによる2度目のギャラクシーラウンジ、「ピアノ連弾でめぐる映画音楽の世界へようこそ」。リズミカルなメロディで知られるラテン音楽の名曲『ティコティコ』に始まり『ジュピター』やピアニストの清塚信也さんが「チャルダッシュ」と「カルメン」を掛け合わせた(その名も)『チャルメン』、さらにはディズニー音楽やジョン・ウィリアムズ メドレーまでの幅広い曲を、ふたりの息もぴったりに、華麗に演奏してくれました。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。