photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

楽しかったアラスカ・ハワイ

  • 緯度:N 35度 27分
  • 経度:E 139度 39分
  • 天気:曇り
  • 気温:21.0 度
  • 速力:17.0
  • 海域:-
  • 寄港地:横浜

「飛鳥Ⅱ」は今朝6時半には東京湾へと入り、多くの貨物船やタンカーと列をなして浦賀水道を進みました。当初こそあいにくの雨模様だったものの、湾の奥へと進むにつれて小降りになりました。8時にベイブリッジをくぐると、46日前に見たきりの懐かしの横浜港の風景が。大さん橋、氷川丸、マリンタワー。母港の景色を見渡しながら、「飛鳥Ⅱ」はぐるりと右に転回します。

予定通りの午前9時、右舷づけ、舳先を港外に向けた出船(でふね)で接岸。客室テレビの航路図では北太平洋を大きく囲んだ線が一周まわって繋がって、これにて無事に46日間の「2026年アラスカ・ハワイ グランドクルーズ」が完結しました。リドガーデンやパームコートなど船内各所では、「ありがとう」「また会いましょう」といったお客様の挨拶の声……。

楽しかった思い出は話せばキリがなく、ついつい笑顔こぼれる長話になっている様子をあちらこちらでお見掛けしました。7年ぶりのアラスカ・ハワイ航路は、素晴らしいクルーズになったようですね。そしてアスカプラザでは、順次下船されるお客様をクルーがお見送り。外の雨もいつの間にかすっかり止んでいて、北へ南へのダイナミックな46日間を祝福するかのようでした。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。