• HOME
  • 飛鳥Ⅲ
  • A-TIMES
  • えっ、「飛鳥Ⅲ」が初航海!? 建造の今をドイツからレポートします。
A-TIMES
2024.03.19
建造記録

えっ、「飛鳥Ⅲ」が初航海!?
建造の今をドイツからレポートします。

「飛鳥Ⅲ」の最新情報を発信する“A-TIMES”。
第10回目は着々と進む建造の今をご紹介します。

1月、船殻ブロック(船の骨格と外郭を形成する構造主体)が次々と完成しマイヤー ベルフト造船所へ到着。中型客船建造建屋の中は、キール・レイイング セレモニー時とはがらりとかわり、建造がどんどん進んでいる雰囲気が伝わってきます。現地サイトオフィス駐在スタッフも担当に分かれて監督・点検作業に従事中です。
「飛鳥Ⅲ」の船底中央部分あたり、船の運航に最も重要な機関室エリアのブロックがつながり、無事エンジンが搭載されました。パペンブルグは北ドイツに位置するため冬場は雪が多いのですが、マイヤー ベルフト造船所は建屋内で作業ができるので建造が中断なく進められるのもありがたいですね。
2月に入ってからも作業は着々と進んでいきます。そして2月末に大きなイベントがやってきました。中型客船建造建屋内では「飛鳥Ⅲ」の奥側で他船の建造が進められており、その船を建屋から外に出すために、「飛鳥Ⅲ」の船殻ブロックも水に浮かされ一旦建屋から外に動くことになりました。そのため注水前の止水作業の確認を入念に行いスタンバイ完了。そして、ついに建屋内の乾ドックに川の水を注水。「飛鳥Ⅲ」の船殻ブロックがゆっくりと浮上しました。スタッフ一同ひと安心です。

いよいよ当日を迎えました。朝、一同が見守る中で建屋のゲートが開きます。これから「飛鳥Ⅲ」の船殻ブロックが引き出されるのです。船殻ブロック上には現地サイトオフィス駐在スタッフ2名も乗船してスタンバイ。そして記念すべき時がやってきました。2月25日9時23分、ついに「飛鳥Ⅲ」の“初航海”が始まりました。タグボートに引っ張られ、「飛鳥Ⅲ」の船殻ブロックがゆっくりと建屋から出て行きます。間近で見ると、かなり長く感じられます。横並びでブロック3列(6つ)が結合し、約75mもの長さですから。
建屋をかわし、完全に外に出たところで後側に引っ付いていた小さなタグボートがフルパワーで動き出し、船殻ブロックを進行方向に見て左側に回し始めました。その後、進行方向に向くように調整し、ゆっくりと係留場所へ。9時40分過ぎ、無事「飛鳥Ⅲ」の船殻ブロックの係留作業が終了しました。
その後、夕刻に「飛鳥Ⅲ」の船殻ブロックは建屋の中に船尾側から戻って行き、記念すべき“初航海”は無事終了しました。

「タグで最初に引っ張られたときに”揺れ“があり、まさに心臓の初めての鼓動だと感じました。来年の今頃は産声を上げながら、自力でここを出ていくと想像すると楽しみで仕方ありません。」これは栄えある「飛鳥Ⅲ」の “初航海”に乗船した駐在スタッフの感想です。元気な産声を上げる「飛鳥Ⅲ」になることを期待したいと思います!

船殻ブロックが着々と到着

2月時点では既にキール・レイイング セレモニーの面影なし

船底の止水を確認

注水中、川の水がどんどん入ってきます

船殻ブロックが浮上しました

建屋のゲートが開きました

建屋内から屋外へ

これが「飛鳥Ⅲ」の機関部分!

建屋内に戻ります

建屋奥へ移動

建屋奥到着。手前がキール・レイイング セレモニーを実施した場所

今回登場した船殻ブロックの場所イメージ

第10回目の“A-TIMES”はいかがでしたか?「飛鳥Ⅱ 2024年世界一周クルーズ」での造船所見学ツアーではさらに建造が進んだ「飛鳥Ⅲ」の姿がご覧いただけるだけでなく、スペシャル企画も予定されているようです。
さて、今月もクイズに答えると応募できるプレゼント企画をご用意しています。ふるってご応募ください。それではまた! Mach’s gut!

本ページは、「飛鳥Ⅲ」就航までの軌跡を記録したアーカイブページです。掲載記事は公開当時の内容をそのまま保存しているため、情報や仕様、サービス内容等が現在のものと異なる場合があります。