世界一周クルーズ全行程を通して催される定番教室のひとつに、ダンス教室があります。横浜を発って以後、終日航海日には必ず6デッキ船尾のクラブ2100で、入門クラス・経験者クラスの各教室が催されてきました。今航もついに後半戦ですが、きょうの船内新聞『アスカデイリー』の入門クラスのところには、「ジルバを踊りましょう（諦めた人も再チャレンジ）」という吹き出しが。

まさにその通り、「せっかくの毎日習える機会ですし、いま一度、基本に戻ってレッスンしませんか」というのがきょうの趣旨。男女とも2チームに分かれる盛況で、お客様は、講師の山本章平先生・小森弘子先生のお手本にならって踊っていらっしゃいました。「オーケー、オーケー」と拍手しながら褒めてくれる山本先生。ニューヨークのあとには新しいステップもやるそうです。

そして海からの光が眩い午後のひとときには、パームコートでジャズピアニスト・海野雅威さんのラウンジコンサートもありました。「より近くで聴いてほしくて」と、普段と違ってグランドピアノがフロア中央に置かれるレイアウト。客席が周囲をぐるりと囲むようにあることで、海野さんが奏でるスタンダードナンバーやオリジナル曲をいっそう身近に感じることができました。