昨日プンタレナスを発った「飛鳥Ⅱ」。今朝目覚めて外を見ると、霧と雨で真っ白な世界が広がっていました。弱い低気圧があるとのことで、ここ数日はそんな天気になりそうです。こんな日はたいがい、船内もちょっと静かな雰囲気でスタートします。午前中は、定番の囲碁教室やヨガ教室、社交ダンス教室、次の寄港地・カボサンルーカスの紹介などに参加したお客様が多かったようです。

そして午後のスケジュールで気になったのは「スペイン語超入門講座」。ラテン音楽に詳しい講演者として乗船中の松本恵先生が教える講座です。ここまでの寄港地も、そしてこのあとのメキシコも公用語はスペイン語。きっとみなさん「英語だけじゃなく、スペイン語がカタコトでも出来たなら……」と実感しているに違いありません。そんな方々が熱心に耳を傾けていました。

いつもながらに美味しいディナー、きょうは和食会席でした。その後はお待ち兼ねのショーの時間。登場したのは青木弘武トリオです。初代「飛鳥」から度々乗船しているジャズピアノの青木さん、ベーシストの竹内秀雄さん、ドラマーの大江一輝さんの3人が、ラテンや和の音楽までも含めた幅広い曲目でダイナミックに演奏し、会場いっぱいのお客様を楽しませてくれました。