飛鳥Ⅱ
2026/2/19(木)
2026年アジアグランドクルーズ(36)
2026年アジアグランドクルーズ、完結
- 緯度:N 35度 22分
- 経度:E 139度 43分
- 天気:晴れ
- 気温:7.0 度
- 速力:15.9
- 海域:-
- 寄港地:横浜

9つの港を巡った「2026年 アジアグランドクルーズ」。いまにして思えばまるで風のように駆け抜け、濃密な一日一日を過ごしたように思います。基隆から始まり、マニラ、ボラカイ島、コタキナバル、シンガポール、レムチャバン、ホーチミン、ハロン湾、そして香港。個性豊かな寄港地が織りなすカラフルな思い出は、今航の旅の充実ぶりを物語るようです。
「ロングクルーズはね、いろんなタイミングが合って初めて乗船できるものなんですよ」。旅の終わりを前にふと蘇るのは、ある暑い日、海を眺めながらお客様が語った一言です。現実に立ちはだかるさまざまな事情を乗り越えて、始まりを迎えた旅。それは優劣を競うまでもなく、出航した時点ですでに「素晴らしい時間」となることが約束されていたのかもしれません。
遠くに富士山を望み、横浜ベイブリッジをくぐり、そして13時30分、35泊36日の旅を終え、「飛鳥Ⅱ」はついに横浜港大さん橋国際客船ターミナルに着岸しました。船友と別れの挨拶を交わすお客様の表情は晴れやかで、まるで日常という、それぞれの新たな旅路を祝うかのよう。みなさま、長旅本当にお疲れ様でした! そしてまたいつの日か、船上で再びお会いできることを願って。



著者紹介/永島 岳志
1980年、埼玉県生まれ。石川県金沢市在住。
システム会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。その後、ユーラシア〜アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。2014年からはフリーランスとして編集業とともにカメラマンとしても活動する。
2018・2019・2025年に「飛鳥Ⅱ」の海外クルーズにてフォトエッセイ&写真教室を担当。