クルーズの大きな魅力のひとつはやはりドレスコードがフォーマルの晩。フォーマルナイトのある日はやはり特別で、船内も日中からすでに雰囲気が華やぎます。お昼頃、アスカプラザにたくさんのお客様が集まっていました。視線の先ではペストリーシェフの阿部竜馬さんが「飴細工のデモンストレーション」を実演中（写真左下）。

いくぶん湿気が多めのこの日は厳しい条件だったそうですが、まんまるに仕上げた風船状の飴や、着色せずに伸ばすだけで金色に輝いているというバラなど、美しい飴細工の大作が２時間かけて完成しました。そしてディナー前のアペリティフタイムでは、交代で新たに乗船した３人のオフィサーを田口稔キャプテンがお客様にご紹介（同右下）。

また、この晩ギャラクシーラウンジで楽しんだのは、華やかな夜にふさわしいスキップ・マーティン『Special Friendship Live Show』。昨年６月に「飛鳥Ⅱ」の横浜発着クルーズで大好評だった彼が、今度は世界一周の船で好演。ノリよく渋くオトナの魅力を醸す歌声とトランペットに心酔し、最後は名曲『Celebration』で大いに盛り上がりました。