飛鳥Ⅱ
2025/4/2(水)
2025年世界一周クルーズ(66)
南国の気配と船内生活の始まり
- 緯度:N 30度 5分
- 経度:E 130度 35分
- 天気:曇り
- 気温:16.5 度
- 速力:18.4 ノット
- 海域:太平洋
- 寄港地:終日航海日

空は相変わらず曇り空の白色ながらも気温は上がり、「飛鳥Ⅱ」が確実に南の海へと進んでいると分かります。今朝9時過ぎごろからは右舷側に種子島が見えました。もちろん、島の代名詞である種子島宇宙センターも。ちょうどその頃、6デッキ前方のギャラクシーラウンジでは船内生活オリエンテーションを開催中。副船長やドクター、チーフパーサーからの案内のほか、教室講師の紹介もありました。
講師は写真内の左からダンス教室のふたり、ゴルフ、写真、コントラクトブリッジ、囲碁、健美エクササイズの先生です。いささか緊張気味ですがそれぞれに個性的で、どの先生の教室も面白いはず。ちなみにこのフォトエッセイは写真講師の高橋が兼任。壇上にいるのにどうやって自分たちの撮影を?という疑問については、手の中に隠したリモコンシャッターが答えです。
そして晩にはクルーズならではのお楽しみのショーも。今宵の演目は、「飛鳥Ⅱ」プロダクションキャストによる1980年代の洋楽のオンパレード『Back to the 80’s』です。コロナ禍の頃から4年続いた公演もなんと今日で最終回。大変な時期を乗り越えて明るさと元気を届けてくれたステージだけに、客席からは惜しみない拍手が送られていました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。