103日、3カ月半という長さの世界一周クルーズは、当欄をご覧の皆様にはお分かりの通り、ある意味では「暮らし」です。非日常が日常になる暮らし、と言えばいいでしょうか。それゆえ船内では、エンターテイナーによるコンサート、クルーズスタッフ・講師による催し・教室などのほかにも、お客様が主役の行事、お客様が自主的に行う同好会などもあります。

今朝9時から、コンパスルームでやっていたのはそうした同好会のひとつ。海運業界に詳しいお客様ご夫妻が先生となり、クルーズ中に見えるタンカーや貨物船・自動車運搬船などの見分け方、信号旗の種類、船のトン数の意味合いなど、ほぼご自身で撮ったという豊富な写真を駆使して紹介してくださいました。ご参加のお客様もたくさん。コンパスルームが満席になる賑わいでした。

そして昨日に引き続いての「飛鳥Ⅱウルトラクイズ」は準決勝・決勝を、本船のメインステージであるギャラクシーラウンジで開催。さまざまな奇問難問をくぐり抜けたお客様が壇上にのぼり、チーム対抗で準決勝、最後は個人戦で決勝へ……。なんと驚くことに、結果、敗者復活チームから勝ち上がったお客様が優勝！という展開に。どなたも、たくさん笑って楽しめたことと思います。