飛鳥Ⅱ
2026/4/28(火)
変化に富んだ洋上の日々
- 緯度:N 48度 11分
- 経度:E 158度 18分
- 天気:霧
- 気温:4.5 度
- 速力:13.4
- 海域:太平洋
- 寄港地:終日航海日

最初の寄港地コディアックまでは横浜から中11日間の航海です。もしかすると「時間を持て余すのでは?」と心配なさる方もいるかもしれませんが、さにあらず。ロングクルーズに慣れた方ならご存知の通り、まとまった終日航海日こそ船内生活を楽しむチャンスです。毎日客室に届く船内新聞『アスカデイリー』のスケジュール表には、教室やイベントがいつもぎっしり記されています。
そんな中、まずお邪魔したのは定番人気の「囲碁教室(入門)」。講師はアンティ・トルマネン先生です。子どもの頃に漫画『ヒカルの碁』に感銘を受けて棋士になったというフィンランド人の先生で、日本語もぺらぺら。お客様は会場のコンパスルームいっぱいの50名が大集合。小さな7路盤での石取りゲームから始め、皆で楽しく、和気あいあいと囲碁のルールを教わりました。
ほかにもクラフト教室、ウクレレ教室、コーラス教室などが始まったほか、午後はオペラ ヴォーチェの4人によるラウンジコンサートも開催。バリトンの和下田大典(わげた だいすけ)さんが「外気温がひと桁とは思えないほどの熱気です!」と言う通り、多くのお客様が集って懐かしの名曲を一緒に歌いました。そして夜は古今亭志ん雀師匠の落語会。きょうも一日、楽しい刺激を受けました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。