飛鳥Ⅱ
2026/4/27(月)
北東へ向かう船内で
- 緯度:N 44度 49分
- 経度:E 152度 42分
- 天気:霧
- 気温:9.5 度
- 速力:13.4
- 海域:太平洋
- 寄港地:終日航海日

今朝の天気は曇りというより霧の中。屋外デッキに置かれた椅子には影もあり、まるで船が満ち溢れる光の中を進んでいるかのようでした。そんな朝の最初のイベントとしてお客様が楽しみにしていたのは、10時からハリウッドシアターで開催された「クルーズで見られるかもしれない!? 海洋生物と自然現象」という講演。演壇に立つのは意外なことに、教室講師ではなくふたりのクルーズスタッフ。
長年エンターテイメント部署を統括し自らも「トークが本業」とまでいう、話術に長けたホテルマネージャーと、海洋生物学科卒のクルーズスタッフが、クジラやイルカの種類の見分け方などを笑いを交えて教えてくれました。この先のアラスカでは当欄の写真にもあるザトウクジラが「運が良ければみられるかも」とのこと。海面からジャンプしたり、歌を歌うクジラとしても知られているとか。
さて、晩のギャラクシーラウンジではこれまた個性的な、山下伶さんの『クロマチックハーモニカコンサート』がありました。ボタンを押すとシャープの音になって合計64音が出るという表現力に富んだハーモニカを駆使し、名曲『リベルタンゴ』やアニメ映画『魔女の宅急便』の挿入歌『海の見える街』などに始まるさまざまな曲を、優雅で伸びやかな音色で演奏してくれました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。