photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

シアトルで海辺の散策を

  • 緯度:N 47度 37分
  • 経度:W 122度 21分
  • 天気:晴れ
  • 気温:14.0 度
  • 速力:13.7
  • 海域:-
  • 寄港地:シアトル

昨晩遅くの11時にカナダのビクトリアを発った「飛鳥Ⅱ」は、外海へ出ることなくセイリッシュ海と呼ばれる内海を南へ下り、海の真ん中に引かれた国境線を越えて今朝、アメリカのシアトルに着きました。発展したスタイリッシュな大都市ですが、意外に素朴な一面もあるようです。「飛鳥Ⅱ」が接岸したところから徒歩で簡単に行ける、パイクプレイスマーケットがそれ。

日本で言えば東京の築地のようなイメージでしょうか。歴史ある市場で、新鮮な魚介や野菜をはじめとする食料品の店が連なります。そのほか各種土産や現代アートの店なども。とりわけ入口付近に生花店が多くあり、地元の男性と思しき方が続々買っていくのも、アメリカらしい素敵な光景だなと感じます。市場は海辺の段丘にへばりつくように複数階をもち、いくら歩いても飽きません。

市場周辺では、観光客御用達・スターバックスコーヒー1号店が行列のできる賑わい。「飛鳥Ⅱ」のお客様と一緒に並んで、ラテやオリジナルマグを買いました。海沿いは、ゆっくり寛げるテラス席があったり、ちょっと歩くと、楽しそうな観覧車があったり……。せっかくなので観覧車に乗ってみると、パノラミックに広がる海辺のビル群とその先に停泊する「飛鳥Ⅱ」が見えました。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。