photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

2025/4/21(月)

圧巻のダンスパフォーマンス

  • 緯度:S 29度 55分
  • 経度:E 35度 57分
  • 天気:曇り
  • 気温:24.0 度
  • 速力:17.5 ノット
  • 海域:インド洋
  • 寄港地:終日航海日

次なる寄港地ケープタウンに向けてさらに南西へと進んでいる「飛鳥Ⅱ」。昨日あたりから外気温がやや下がり、海風が涼しくなってきました。日本の春から熱帯の夏、さらに秋の南半球へと、この3週間で季節を一気に飛び越していることを実感します。世界一周クルーズはこうして季節をまたぐ旅でもあり、だからこそ、地球の壮大さを楽しめます。

さて、そんな今日も船内は変わらず穏やかで、朝9時からは次の次の寄港地・ウォルビスベイの寄港地紹介がハリウッドシアターでありました。こうした案内は寄港地ごとに催され、その様子が以後しばらく船内TVで放映されるほか、アスカプラザに相談デスクも設置されるので安心です。午後には「アスカカップ」と名付けられたゲームイベント、社交ダンス教室などもありました。

そして夜はお待ちかね、カーティス&クリスティーンのショー『ダンス・アフェア』。男性ダンサーのカーティスは、なんとこの「飛鳥Ⅱ」がかつてアメリカ船「クリスタル・ハーモニー」だった頃にここでダンサーとして踊っていたとのこと。ハリウッドの映画やTVでキャリアを積んで「24年ぶりに帰ってきた」カーティスと、ブロードウェイで活躍するクリスティーンによる、アクロバティックで美しいダンスに魅了されました。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。