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ご挨拶

ひとえに、お客様に喜んでいただきたい

1991年10月に初代飛鳥の運航を開始して以来、四半世紀以上の歳月が過ぎました。「飛鳥」が日本のクルーズ客船として少しばかり認知していただけるようになったのは、ひとえにお客様の温かいご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。

飛鳥がリニューアルデビューを目前に控えていた、2020年3月。奇しくもそれは世界規模の新型コロナウイルス感染症流行と重なり、世界のクルーズ客船が運休を余儀なくされました。しかし、私たちはこの逆境の中でも下を向くことなく、今までの飛鳥らしさにさらに磨きをかける日々を続けてきました。どんな状況であっても、海陸すべての社員の心にあるのは「ひとえに、お客様に喜んでいただきたい」という思いです。「乗船して良かった、楽しかった」と心から喜ばれるお客様のお顔が見たい、という純粋な思いが根底にあるからこそ、私たちは前を向き続けることができました。

飛鳥は、「本物」のヒト・モノ・コトの出会いから感動を紡ぎ続け、さらには創造性に富んだ発信地となることを目指しております。我々の想いをお客様にご体感いただけるよう、日々誠意と熱意と創意を持って貪欲に追求しつづけ、研鑽を続けて参ります。

新造客船建造、そして未来へ

そしてまた、我々郵船クルーズは新たな船出へと挑戦を進めております。2025年春の就航を目指す新造客船は、ドイツのマイヤー ベルフト造船所で2023年より建造がスタートします。初代飛鳥、そして飛鳥Ⅱで培ってきた経験を注ぎ込み、現代に求められる日本のクルーズに新たな定義をご体感していただきたいと準備を進めております。新造客船では、圧倒的な癒し空間はそのままに、よりパーソナルな自由を愉しむ“スタイリッシュなクルーズ”を目指します。それは、お客様の望む選択肢を多数ご用意し、感性を刺激して知的好奇心を満たす未来志向の船です。環境にやさしく機能的な空間で、お客様に満足を超えた充足を感じていただきたいと思います。

今までのお客様からより一層愛され、まだ体感されたことのないお客様にも飛鳥クルーズを知っていただくために、私たちは「飛鳥らしさとは何なのか?」と原点に立ち帰って考察し続けることをやめません。飛鳥クルーズはこれからも、揺るぎない安心・安全の上に“時代を超えた本物との出会い”、“進化し続けるおもてなし”、“華やぎと寛ぎの洋上空間”を実現し、飛鳥クルーズでしか得られない特別な時間を創出し続けていきます。

Brand Statement