飛鳥Ⅱの圧倒的な姿に、
船乗りになることを決意。
子どもの頃から船と海が好きで、船乗りになることが夢でした。そんな私がはじめて飛鳥Ⅱを見かけたのは、2011年。東日本大震災後はじめて、山口県の岩国港に飛鳥Ⅱが寄港した時のことです。当時高校生だった私は「なんて大きく、きれいな船なのだろう」と感動し、「絶対に船乗りになろう」と決心を固めたことを覚えています。その後、縁あって郵船クルーズに入社することができました。現在は客室係として、客室や共用スペースの清掃・維持管理・演出を担当しています。客室係とは言っても、クルー専用スペースやランドリールームの管理も行い、船内のほとんどの空間を担当するため、他部署との連携も密になります。例えば最近、ルームサービスメニューがリニューアルしたのですが、できるだけ良い状態で料理を召し上がっていただくため、厨房と連携して「温かいまま」「乾燥させず」にお届けできるよう何度も検証を重ねました。お客様に充実した時間をお過ごしいただくため、環境整備には常に全力で取り組んでいます。