Person 09

  • 坂本泰子正面写真
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    運航部(本社)/オペレーションチーム

    坂本 泰子

    Yasuko Sakamoto

「当たり前」を積み重ね、
期待を超える感動を。

業務中の写真

「当たり前」がもたらす安心感。
陸から極上の船旅を支える。

運航部オペレーションチームでは全員が異なる業務を行っています。私の業務は飛鳥が寄港する港の船舶代理店とやり取りし、お客様がスムーズに上陸できるよう様々な手続きと情報共有をすることです。分かりやすく言うと、お客様にとって「当たり前のことを当たり前にできるようにする」役目です。海外であればできるだけ早く入国審査を済ませ、現地での滞在時間を長く確保するよう調整します。陸上での事前手配が主なので、お客様に接する機会は少ないですが、旅の価値に関わる重要な業務を担っています。大変なのは、海外の船舶代理店とのやり取りです。同じ代理店でも人によって対応や回答が違ったり、返事をなかなかもらえないケースもあり、文化の違いを感じます。しかし、何か手違いがあってはいけないので、諦めずにコミュニケーションをとり情報を入手していきます。それでも入港直前に情報が変わることは多々ありますが、バトンをパスした後は船上のパーサーが最終調整をしてくれるので安心です。この信頼関係が大切だと思います。私も以前はクルーとして飛鳥に乗船していたので、パーサーが必要とする情報を予測できますし、陸上も船上も一丸となってクルーズを作り上げていく感覚です。

船ならではの親密な空気がつくる、
真の寛ぎ。

飛鳥は日本船籍の中で最大のスケールを誇りますが、人と人との距離が近く、普段の生活では出会えない人とも気軽に話せる親密な空気があります。船内では自由参加型の多彩なカルチャー教室や、クルーズによってはお一人参加の方限定のシングルパーティーもあり、皆様すぐお友達になられています。船上だけでなく、下船後も連絡を取り集まってお食事されているお客様もいらっしゃるようです。飛鳥が素敵な出会いをもたらしたのだと思うと、とても嬉しく思います。また、世界各地の寄港地で催されるローカルショーは迫力満点です。民族衣装に身を包んだ現地の方々が船内でショーを披露してくださるのですが、特に感動したのはホノルルのケイキフラ(子供たちのフラダンス)です。お客様も目を細め、笑顔でご覧になっていたのが印象的でした。船旅は乗っているだけで次の寄港地に着きますし、移動がゆっくりなので時差ボケも少なく、船内にはいつも日本食があります。我が家のような寛ぎを保ちつつ、港に着けば現地の雰囲気を肌で感じることが出来るので、本当に贅沢な旅だと感じます。

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全ての仕事に力を尽くし、
飛鳥ブランドに不動の価値を。

今のクルーズ人気が一時的なものとならないよう「裾野を広げていきたい」というのが私の大きな目標です。以前、直接面識のない姉の友人が客船に興味を持ち、クルーズ業界で働く私に話を聞きに来てくれたことがありました。その結果、魅力を感じてくれたようで、彼はその後客船に関わる仕事についたそうです。その経験がとても嬉しく、今後もこの仕事に携わる人が増えるように仕事の魅力を発信していきたいと思いました。直接の要因とはならなくても、クルーズに興味を持ってもらうきっかけになれたらいいですね。昨今は外国船がたくさん進出して来ているので、寄港地の岸壁予約も取りにくくなっています。クルーズ業界全体の発展としては良いことですが、私たちは日本船ならではのサービス、航路、エンターテイメントで差をつけていかなければならないと思います。飛鳥の強みの一つに、航路のバリエーションが豊富であることが挙げられますが、その強みを実現し続けるために各地の代理店担当者とは常に良い関係性を作るように心がけ、私にできる一つひとつの仕事に全力で取り組んでいます。寄港地での限られた時間を目一杯楽しんでいただき、期待を超える感動を提供するために、これからも「当たり前」を積み上げてクルーズの土台を支えていきたいと思います。