飛鳥Ⅱ
2026/5/7(木)
氷河鑑賞とグリーンフラッシュ
- 緯度:N 59度 33分
- 経度:W 140度 34分
- 天気:曇り
- 気温:6.6 度
- 速力:15.2
- 海域:アラスカ湾
- 寄港地:終日航海日

昨日に引き続き、きょうの「飛鳥Ⅱ」はもうひとつ別の氷河を訪ねます。午前中は北太平洋の外海を南東へと航行。船内では寄港地「ビクトリア」の紹介がハリウッドシアターでありました。また昼にはプールデッキにて、シェフらが船上で作った氷の彫刻を展示。温かいきのこ汁やおやきなども振る舞われ、思わずホッとする、心も温まるひとときを楽しみました。
午後2時ごろには、船はヤクタット湾の入り口に到着。目指すはその最奥のハバード氷河。少々ややこしいですが、昨日訪ねた氷河は大学名が冠された「ハーバード」氷河で、きょうの氷河は「ハバード」です。ナショナル・ジオグラフィック協会の初代会長ガーディナー・ハバードにちなんで1890年に名付けられたと聞きました。
曇り空の中のハバード氷河はまた秀逸。雲間から氷河だけに日差しが届き、じつにドラマチックな景色です。氷河の先端は青みがかった美しい色。さらには、引き返して沖に出たあとには船尾側に夕陽が沈み、筆者が知る中で今航2度目のグリーンフラッシュも……。長く乗ってもなかなか出合えない、「飛鳥Ⅱ」の船体越しという貴重な1枚を写し止めることができました。



著者紹介/高橋 敦史
1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。