photo essayフォトエッセイ

飛鳥Ⅱ

トレッキングで滝と氷河へ

  • 緯度:N 58度 17分
  • 経度:W 134度 24分
  • 天気:曇り
  • 気温:9.0 度
  • 速力:14.7
  • 海域:-
  • 寄港地:ジュノー

ジュノーは、アラスカクルーズでもとりわけ人気の寄港地です。「飛鳥Ⅱ」のうしろにはアメリカの客船が接岸していて、港まわりはとても賑やか。きょうの筆者は寄港地観光ツアー「メンデンホール氷河遠望とナゲット滝(午後)」にお客様とご一緒しました。これまで船の上から見てきた氷河ですが、今回はトレッキングで訪ねようという算段です。

ツアーバスで約20分、町からそう遠くない丘上のビジターセンターが散策のスタート地。静かな湖のほとりにあって、奥にはすでにメンデンホール氷河が見えています。三方を山に囲まれた水辺の平坦な道を、奥へ奥へと歩きます。どことなく長野県の上高地をイメージさせる自然散策で、クルーズ中のひさしぶりの「山」だという意味でも、気分はますます高揚します。

ゴールは滝の前でした。岩肌を豪快に水が滑り落ちる、そのスケールが何より圧巻。滝壺間際の人の小ささで、いかに滝が大きいかが分かるでしょう。氷河も左手すぐに見えています。そんなトレッキングを満喫して戻ったあとは、筆者は食事を取りに町なかへ。ゴールドラッシュ時代からある老舗酒場がこれまた雰囲気抜群。味はもちろん、西部劇に出てくるような内装も素敵でした。

高橋 敦史

著者紹介/高橋 敦史

1972年生まれ。東京都出身。
旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。クルーズ写真家として各媒体での編集・撮影・執筆を担当するほか、旅のジャンルは温泉旅行からバックパッカー旅、リゾートなどまで経験豊富。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師・フォトエッセイ担当を務め、以後ロングクルーズに度々乗船している。